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McAfee Labs] 2010年8月27日 更新

個人情報流出によって進行する偽造文書ビジネス

 

フィッシングや個人情報盗難に絡んで行われるのは、金銭の窃盗だけにとどまりません。サイバー犯罪者は、財務データや収集した情報を利用し、法的文書を偽造し販売することなどにより、収入を得ています。

マルウェアの販売、ボットネットの貸出、サービス拒否攻撃の実行に加え、偽造文書の供給も報酬の高いサイバー犯罪のひとつです。

最も一般的な偽造文書の一つとして、パスポートがあげられます。以下のWebサイトでは、国ごとに分類された大量のパスポートが提供されています。最も値段が安い(870米ドル)のは、アゼルバイジャンのパスポートです。フランスのパスポートは5,530米ドルです。偽造者に個人情報と署名、写真を送信したら、後は偽造者が自動的に作成してくれます。

また、このサイトでは、残高が2,000~15,000米ドルのクレジットカード(10枚ひと組)も大量に提供されています。プラチナカードの中には、最大50,000ドルの保証付きのものもあります。

犯罪者が金とパスポートの次に必要とするのが、運転免許証でしょう。運転免許証の偽造も既にビジネス化されています。

集客のため、いくつかの国や州の見本が提供されています。以下の例は、ロシアおよび米国ミシガン州のものです。

これらの文書を偽造するには、通常のフィッシング戦略で入手できる財務データ以外にも個人データが必要です。サイバー犯罪者はデータを入手するために、オンライン/オフラインに限らず、個人情報を入手できる場所を常に探しています。サイバー犯罪者は情報収集に力を入れて行っているため、SNSサイトに情報を投稿するなど、個人情報を発信する際は必ず気をつけて行ってください。

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