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McAfee Labs] 2011年1月28日 更新

中国で、オンラインバンクをターゲットにした大規模なフィッシング攻撃を確認

 

現在中国で、中国銀行のオンラインバンキングのユーザーをターゲットにしたSMSフィッシング攻撃が多数確認されています。

今回の攻撃では、ユーザーが、顧客への催促を装った中国銀行から送信されたように見えるSMSのフィッシングメッセージを受け取るところから始まります。このメッセージには、「お客様のトークンの期限が切れましたので、http://www.boc**.comにアクセスして、トークンを再発行してください」といった内容が記載されています。URLは銀行の公式サイトに似ていますが、実際には本物のWebサイトにそっくりなフィッシングサイトに誘導されます。

この偽のフィッシングサイトの右上には、「トークンをアップグレード」と書かれたボタンがあります。

ユーザーがこのボタンをクリックすると、通常のオンラインバンキングのログインページのように見えるページにリダイレクトされます。このページでユーザーがアカウント情報を入力すると、ユーザーの口座から金銭を盗み出すのに必要なすべての情報、すなわちユーザーID、パスワード、トークンが、犯罪者に送信される仕組みになっています。

犯罪者はアカウント情報をすぐに使用している模様で、トークンの有効期限が切れる前に、ユーザーの口座預金が犯罪者の口座に送金される被害が多数確認されています。

トークンや証明書、ドングルなど、多くのテクノロジーがフィッシングを防ぐ目的で設計されています。しかし、企業がこのようなテクノロジーを使用して、ユーザーの安全を確保する対策を行っていたとしても、ユーザー個人のセキュリティを確保するためには限界があります。自分自身を確実に守るためには、ユーザーが自ら注意して、このようなフィッシング攻撃から身を守るよう気をつける必要があります。

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