マカフィー株式会社 公式ブログ

McAfee Labs] 2011年10月25日 更新

マルウェアの歴史~1990年から2010年

 

1990年は政府といくつかの大学だけがインターネットを利用していました。当時、マルウェアの数は357種類だけでしたが、デスクトップPCの普及に伴い、セキュリティが必要とされてきました。その頃のデータ漏洩といえば、感染したフロッピーディスクをPCに挿入するか、感染したEメールの添付ファイルを開くことが原因で、いわゆるアンチウイルスの時代でした。

セキュリティの必要性は、インターネットが普及し、社内外にネットワークを構築する企業が増加するにつれ拡大していきました。これが、ネットワークセキュリティの時代です。

そして、企業がWebをフル活用するようになった今、情報セキュリティのいたちごっこはさらに進展しました。アプリケーションセキュリティの時代です。大企業がソフトウェアを整理してロックし、データを保護する能力に長けてくるにつれ、攻撃者は小さなターゲットを狙うようになりました。今、消費者の日々のデジタルライフは危険に晒されています。感染したWebページ、インスタントメッセンジャー、フィッシング詐欺、スマートフォンのウイルス、テキストメッセージを使った詐欺など、危険は至るところに潜んでおり、最近ではMacが格好のターゲットとして頻繁に狙われるようになっています。

この20年、Eコマースおよびソーシャルメディアの飛躍的な発展に伴い、サイバー犯罪は爆発的に増加しています。マルウェアの数は年間500未満から5500万超にまで増大し、サイバー犯罪は、ゼロ段階から数十億ドル規模の産業にまで進化してしまいました。

1995年には8,069種類のマルウェアが検出されました。20通に1通がスパムメールであり、Melissaウイルスが数十万台のPCに感染しました。

2000年になると5万6342種類のマルウェアが検出され、標的はPCからMacへも広がり、スマートフォンを狙うCabirウイルスなどが出現しました。ワームの「I Love You」に感染したPCは数百万台にのぼり、同じくワームのMyDoomが世界全体のインターネット接続速度を10%低下させ、結果として380億米ドルの被害が生じました。

2005年になると、検出されたマルウェアは16万4000種類にもなり、Mac OS Xを狙った初めてのウイルスや、携帯端末をターゲットとしたウイルスが83種類検出されました。米国では、1万8千近くの悪質なWebサイトを通じて、5700万人がフィッシング詐欺の被害に遭いました。この年、ワームのConficker、トロイの木馬のZeus、ウイルスのKoobface、Mac OS Xを標的にしたトロイの木馬Applescript.THT、ボットネットのStorm botnet、そしてiPhoneをターゲットにした最初のウイルスIkeeが出現しました。

2010年にはタブレットにも5400万のマルウェアが拡散し、電子メール全体の90%以上がスパムメールになりました。十代の27%が家族のPCをウイルスに感染させてしまい、また、42万件近くのフィッシング・サイトが検出されました。スパイウェアのOpinionSpy、トロイの木馬のBoonana、偽セキュリティソフトのMacDefenderがMacに感染し、ハッカーがSkypeのIMサービスを乗っ取り、マルウェアを拡散させました。さらに、トロイの木馬のGeminiとZitmoが位置情報データを収集し、金融取引情報を盗み出しました。

ますます増大するマルウェアからご自身のPCや携帯端末を保護するために、正しいセキュリティソフトを積極的に利用しましょう。

※本ページの内容はMcAfee Blogの抄訳です。
原文:Think You’re Protected? Think Again!

Also Find Us On

マカフィーは、インテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、企業、官公庁・自治体、個人ユーザーが安全にインターネットの恩恵を享受できるよう、世界中のシステム、ネットワーク、モバイルデバイスを守るプロアクティブで定評のあるセキュリティソリューションやサービスを提供しています。詳しくは、http://www.mcafee.com/jp/をご覧ください。

 

Copyright © 2003-2014 McAfee, Inc. All Rights Reserved.